今まで発熱検査外来にお越しくださっても、発熱からの時間が短く、インフルエンザの可能性が高いのに抗原検査では陰性、、、という方が何人もみえ、心苦しく思っていました。そんな中、このたび発症して24時間以内であってもインフルエンザかどうかを判定できる、nodoca(インフルエンザAI判定機器)を導入する運びとなりました。しかも、nodocaはのどの写真を撮影するだけでインフルエンザかどうかを判定できますので、従来の検査のように検査に痛みを伴いません。そして、判定時間は1分とかかりません。
nodocaについての詳細は当院HPをご確認ください。
しかし、発症して24時間以上経過すると、従来の抗原検査の方がnodocaよりも感度が上昇します。
そのため、当院では発症して24時間以内のインフルエンザを強く疑う方にnodoca検査を行います。
当院でnodoca検査を受けるためには、下記の☑項目をすべて満たす必要があります。
☑当院のHPでnodoca外来についての記事を確認した。
☑学校、職場、家族など周囲にコロナの人はいない。(あるいはコロナ抗原検査が陰性である)。
☑小学生以上である。
☑動かずに、6秒程度しっかり口を開けられる。
☑37度以上発熱して24時間以内である。
☑咳、のどのいたみ、鼻水などの上気道炎症状、あるいは関節痛やだるさなどの全身症状がある。
☑nodocaではインフルエンザAかBかは判定できないことを理解している。
☑nodocaではコロナであるかは判定できないことを理解している。
☑nodocaでインフルエンザ陰性であった場合、当院で同日にインフルエンザ+コロナ抗原検査はできないことに了承する。
☆上記の項目のうち、一つでもあてはまらないものがあれば、通常の発熱検査外来(コロナ+インフルエンザ原同時検査)に切り替えさせていただきます。あらかじめご了承ください。
nodoca検査はnodoca検査外来枠で行います。